旭川市で女医が運営する形成外科・美容皮膚科・皮膚科のあけ美肌クリニックへ

今日は旭川市では運動会の小学校が多いですね。
うちのパートさんのところもです。
転んで膝すりむいたお子さん、足がもつれて大転倒したお父さんに、擦り傷治療の豆知識です。
まずは、水道水でよく傷口を洗いましょう。
細かい砂が残っていると、外傷性刺青といって、しみになって残ることがあります。
そういう意味では、顔は病院に行くことをお勧めします。
病院では浸潤麻酔の後、歯ブラシで細かい砂、異物を除去します。
そして、傷口はかさぶたにしないで、じくじくにして治しましょう。
具体的には、市販の傷パワーパットなどの被覆剤、広範囲なら、ワセリンをぬって、サランラップしてガーゼをのせましょう。
このとき、ラップは密閉せずに、角を軽く固定するくらいにして、ドレナージ（浸出液が出る通り道）ができるようにするのがポイントです。
完全に密閉すると、くさくなるし、ぶつぶつがでて、感染のもとです。
ドレナージをつけるという意味では、三角コーナーの穴あきポリ袋を開いて使うというのが、よりよいです。
穴が小さくて、汁がこもるようなら、はさみでカットして大きな穴を追加すると完璧です。
あけ美肌クリニックは土曜日も１９時まで診療していますので、心配な方は受診して下さいね。