2017.10.2札幌で美容外科学会
先週、日本美容外科学会行ってきました。
今回のテーマは「ライブとビデオで手術を理解する」
春くらいから、日本美容外科学会のホームページで、ライブサージャリーの企画があって、視聴していました。
(もちろん会員限定です。)
会長の野平先生や小泉先生の眼瞼下垂の手術、非常に美しく感動していました。
手術が上手な先生は、まず、術野がきれいです。
展開が上手で出血もない。
解剖学的にクリアで見やすいから、手術がとても簡単そうに見えます。
が、実際はそうではない。
ライブサージャリーを拝見した先生方の講演をさらに聴くことで、知識の蓄積になり、大変勉強になりました。
学会に先立った連動企画だったのですね。
そんな感じで1日目は眼瞼、2日目は注入系の講演を聴いていました。
注入系も最近は法令線だけでなく、ポイントに少量うったり、リフトアップのためにこめかみうったり、たるんだ靭帯を支えるようにうったりする傾向です。
老化のメカニズムに、より即した治療に移行しつつあります。
その辺の知識をブラッシュアップしてきました。
アクアミド注入で、感染が1年たっても退かない症例、血管塞栓で、広範に壊死になりそうだったが、レスキューされた症例、注入系のトラブルは本当にこわいです。
危険な製剤は使わない、血管閉塞は細心の注意を払わなければならないと思いました。