2024.3.21『あさきゆめみし』『日出処の天子』展
昨日は、札幌行って、女医友とランチ。
それから、二人で「あさきゆめみし」「日出処の天子」展に行きました。
大和和紀先生、山岸涼子先生、大大大好き。
私の青春。
初日のトークショー行きたかった。
萩尾望都大先生からお花が。キャー。
貴重な原画、カラー原画が展示されて、1枚1枚に先生のコメントがついてそれが面白くて。
「あさきゆめみし」、絵が本当に美しい。
この作品で古文の源氏物語は完璧に勉強しました。
原画は栄華を極めた源氏が女三宮を正妻にうけいれるところ。
紫の上とせっかく仲良くやっているのに、なぜ?
紫の上は賢いから、受け入れざるをえない。
でも今までのような気持ちではいられない。せつない。
この場面好きだったな。
大和和紀先生は「ヨコハマ物語」もお勧めです。
「日出処の天子」、読んだ当時は、衝撃的でしたね。
今回、原画を改めてみると、王子の孤独、やるせなさ、寂しさが、胸にせまる。
こんな表情していたんだ。
すごい表現力。
先生の作品は、重い。苦しい。
エネルギーもっていかれる。
このストーリー、思いつくことが天才的。
山岸涼子先生のホラー短編集とか、昔、めちゃ怖かったよ。
お二人は学生時代からの友達で、お互い原稿みせあったりしていたそう。
才能あるもの同士は惹かれあうのですね。
札幌雪祭りに手塚治虫先生がくるから、二人で原稿見せに行ったそうです。
若い行動力と熱量が凄いな。
満足して、帰りはぼっーとしていました。
改めて、いろいろ読みかえしたいな。
作品読んでなくても楽しめますよ。