2019.3.7重症ニキビにイソトレチノインの内服
保険診療はできることは全てやった。
さらにピーリング等の保険外診療もやった。
けれど、反応がいまひとつのような重症ニキビに対して、イソトレチノインの内服療法という治療があります。
イソトレチノインはビタミンA誘導体の一種で、脂腺分泌と角化を抑制させる作用があります。
副作用は皮膚、粘膜の乾燥、頭痛、骨、関節の痛み、精神症状、催奇形性などです。
それゆえ、内服中と、投与終了後も6ヶ月間は、必ず避妊してください。
できればピルの内服が望ましいです。
副作用ゆえに、なかなか投与しづらい薬だったのですが、副作用を抑えつつ、効果を出すプロトコールを教えて頂き、なかなかいい結果が出ていると思います。
みんなにお勧めする治療ではないですが、何をやってもなおらないニキビにお困りの方はご相談くださいませ。
イソトレチノインの内服治療は保険外診療です。
ロアキュテイン 1箱(30錠入り)、およそ1ヶ月分18000円(19440円税込)です。