2013.4.8学会報告
今回の形成外科学会総会は、あまり面白い話題がなかったです。
美容、レーザーの話題も、もう出尽くした感があって、目新しい話もなかったですし、演題も少なかった。
乳がん手術後のインプラントによる再建術が、一部保険診療になるそうで、乳房の演題が多かったです。
でも、保険で使えるインプラントの種類がラウンドタイプに限定されているのと、混合診療の問題もあり、なかなか難しそうだなという印象でした。
杉本真樹先生の「これからの医療プレゼンテーション思考術」という講演がよかったです。
プレゼン苦手ですという方多いと思いますが。私もです。
いまだに発表原稿を用意しないと頭真っ白け。
聴衆を話題を共有する仲間だと思って、熱意をもって伝えようとすれば、なんてことはないと。
診察室で患者さんと話をするのもプレゼンと考えれば、確かに、それは緊張しないかも。
分かってもらおうと一生懸命話しますし、それで信頼してもらわないと治療できません。
プレゼンテーションとは、自分の考え方や自分自身のことをいかに分かってもらうか、想いを届けるためにいかに創意工夫するか、目からうろこでした。