2013.10.5創傷治癒研究会
昨日は、道北創傷治癒研究会が日赤であり、鳥取大形成外科の中山教授が「自己皮下脂肪由来幹細胞を用いた乳房温存術後の乳房再建」の特別講演をされました。
めずらしく、勉強してから聴きにいきました。
幹事の阿部先生に、講演後の会食に参加するよう言われていたので、ネタがないと。
形成外科の領域では、組織欠損やしわ、くぼみなどに脂肪移植というのは、以前からある手術手技です。
が、なにせ血流がないので、感染して融解したり、のう腫作ったり、上手にやらないとなかなか難しい。
私はやりません。
講演内容は、今までの脂肪移植に脂肪由来幹細胞を付加することで、放出されるサイトカインにより、炎症が抑えられたり、血流がよくなったりで、非常に良好な結果が得られるというものでした。
まだ治験の段階ですが、再建乳房もとてもきれいでした。
中山先生は、とても気さくな先生で、新しいことをはじめるご苦労を、楽しそうの話されていたのが印象的でした。
志ば田で、大好物のレバーのから揚げも食べられたし。
きんきの煮付けも美味しかった。
勉強しなくちゃという気分にもなれたので、なかなか有意義な夜でした。