2017.3.29 たるみ治療 ウルトラセル導入決定
しみは、レーザー治療である程度とれますし、各施術で肌の質感は改善しても、最終的に患者様の悩みとして、残るのはたるみ。
去年くらいから、たるみ治療のいい機械ないかなと情報収集したり、デモしたりしておりました。
結果、韓国jeisys社のウルトラセルという機械を導入することにしました。
この機械は①HIFUによるSMASとうい筋膜のリフトアップ、いわゆるウルセラ、
②RF(高周波)による真皮のリフトアップ、いわゆるサーマクール、
③フラクショナルRFで表皮のこじわの改善、いわゆるe-マトリックス、
という、有名どころの本家施術をいいとこどりして集めたジェネリックの機械です。
ウルセラもサーマクールも、通常30万円くらいしますから、旭川のニーズに合わないでしょう。
効果と値段とバランスがとれる機械ですし、各層でアプローチできるので、いろいろな施術ができて、メニューも増える。
お金送金しただけなので、まだ何も決まってないのですが、連休明けくらいからスタートできればいいかなと思っています。
お楽しみに。
2016.6.16 ザガーロ(男性型脱毛症治療薬)発売
男性型脱毛症(AGA)の主な原因と考えられているのが、男性ホルモンの一種ジヒドロテストステロン(DHT)です。
DHTにより、髪の毛の成長期が短くなるため、髪の毛は十分に育たないまま、細くて短いうちに抜けてしまって、うす毛になります。
サガーロは、テストステロンをDHTに変換する1型および2型の5α還元酵素を阻害し、DHTの濃度を低下させ、うす毛を治療します。
今までもAGAの治療薬はありましたが、何が違うのか?
既存のフィナステリド(プロペシア)は2型の還元酵素のみのブロックですので、より作用が強力です。メーカーさんは、約1.6倍と言っていました。
グラクソさんの説明会では、社員の方の治療前、治療後の写真がびっくりする程、生えていました。
本来は去年の秋発売の予定でしたが、フランスの工場が云々でやっと発売。
今までのプロペシアより、若干値段が上がってしまいますが、どうせならこっちをお勧めします。
ちなみに近くの薬局での参考価格は、プロペシア28日分で8700円
ザガーロ30日分で11900円
お値段は、薬局により前後します。
AGA治療薬は保険外診療です。当院では保険外診療の診察料のみ頂いて、お薬は薬局で自費負担するという形をとっています。
2016.5.25 エンビロンのフェイシャルトリートメント始めます
化粧品の取扱を始めてから、エンビロンのトリートメントを受けたいという希望が多く、遅ればせながら導入することにいたしました。
ざっくりいいますと、ビタミンA,Cのイオン導入、超音波導入です。
メニューのクールビタミントリートメントの中のアルジネートマスクが、めっちゃ密着して気持ちよいです。
沈静効果も高く、ビタミンの浸透と整肌が同時に行えます。
クールビタミントリートメントは、フォトセラピーやレーザーフェイシャルなどの施術後にもお勧めです。
セットで少し安くしています。
エンビロンのフェイシャルトリートメントはメディカルエステと考えています。
基本的に診察なしで、再診料は頂かない予定ですので、少しお得かなと思います。
純粋に初診の方は、カウンセリングも含めて初診料3240円頂戴いたします。
・クールビタミン(30分)
通常料金 6480円
初回割引 5400円
5回コース 29160円(10%オフ)
レーザーやフォトのセットで4320円
・ソノイオントリートメント頬一部(20分)
通常料金 5400円
初回割引 3240円
5回コース 24300円(10%オフ)
・ソノイオントリートメント全顔(30分)
通常料金 9720円
初回割引 7560円
5回コース 43740円(10%オフ)
・クールビタミン+ソノイオントリートメント頬一部(40分)
通常料金 10800円
初回割引 7560円
5回コース 48600円(10%オフ)
・クールビタミン+ソノイオントリートメント全顔(60分)
通常料金 15120円
初回割引 11880円
5回コース 68040円(10%オフ)
2016.5.16 手のPRP治療
福岡の学会で、手のしわのPRP治療のポスター発表があって、結果がよさそうなので、試してみました。
血管や腱がうきでて、ごつごつした男らしい手が気になる方、皺っぽくて気になる方、結構います。
お顔以上に、手は年齢が出ますし、華道や茶道の先生など、職業的に常に人目にふれるので、気になるという方も。
ヒアルロン酸注射が一般的ですが、そこまでしなくてもと個人的には思ってしまいましたが。
モニターはもちろんお母さん。
左手背にPRP1.5cc注入しました。
分かりやすいように左のみ施術、4日後です。
ふっくらしたやさしい感じの手になります。
手のPRP治療は、顔に比べると、対象年齢は若干、お若い方向けなのかもしれません。
こじわまでは、ぴんとはのびないので。
お顔のついでに、手も気になるという方にお勧めです。
もちろん手だけという方にも、ご相談にのります。
2016.5.12 PRPによるしわの治療
先月、母に2回目のPRP治療をしたので、症例写真を呈示します。
写真は左から初診、2回目治療前、2回目治療直後です。
1枚目から2枚目の間、半年経過してますが、法令線はまだかなり残っています。これにはびっくり。
口元のこじわは、常に動く場所だからか吸収が早い気がします。
治療後は、浮腫んだ感じに結構腫れます。
今回は目の下にはうたなかったのですが、目の下まで浮腫んでいました。
「口元がつっぱって痛いわ。」と申しておりました。
腫れは1週間程度でおさまります。
2016.2.22 デリケートゾーンの脱毛
アンダーヘアの脱毛、いわゆるVIOの脱毛する方が、最近増えています。
毛が太い部位なので、医療レーザー脱毛である程度の出力で照射した方が、効果は高く、回数も少なくて済みます。
そういう意味で、エステよりクリニックでの脱毛をお勧めします。
自己処理で色素沈着をおこしやすい部位ですし、かわいい下着もはけますし、水着も気にならない。
生理のときのむれも軽快します。
欠点は、他部位に比べて、やはり痛みが強いことです。
アンダーヘアの脱毛は、院長自ら照射しています。微妙な場所ですので。
レーザー脱毛は完全予約制ですので、必ずお電話での予約をお願いいたします。
こういう見えないところに気を使うのも、女性らしくてよいですよね。
2015.11.9 PRP症例写真
先月末に、厚生局から、再生医療提供計画を受理しましたと連絡がきました。
というわけで「あけ美肌クリニック」は国から再生医療提供施設として正式に認定されました。
具体的には、多血小板血漿を用いた再生医療(PRP治療)で、主にしわの治療を行います。
しわの治療は当院ではヒアルロン酸を主に使用しています。
が、しわだらけの高齢の方にはヒアルロン酸を1cc注入してもなかなか満足度があがりません。
どうしても量がいります。となると料金が高くなります。
加齢とともにでてくるしわ、たるみは、目の下、ゴルゴライン、法令線、マリオネットラインと大体同じです。
PRP治療をした、母の症例写真です。
正面像左から治療前、直後、2週間後です。
右斜位左から治療前、直後、2週間後です。
80ccの血液を採取し、5ccのPRPを作成し、注入いています。
目の下、ゴルゴラインは軽めに、法令線と口周りはしっかり目に入れています。
直後は結構腫れて、炎症があるので痛みもでますが、数日でひきます。
顔もちょっと浮腫んだような感じになります。
2週間後、法令線は浅くなり、口元のしわも大分よいです。
肌全体もつやつやしています。
PRPの治療の料金は、採取する血液の量で変わります。
大体20万~40万円です。
2015.9.26 PRP研究会&美容外科学会
シルバーウィークも終わって、朝晩めっきり寒くなりましたね。
連休中に、パシフィコ横浜で開かれた日本美容外科学会に行ってきました。
といっても、メインは、学会の前日に行われた「安全な多血小板血漿療法研究会」という内輪の勉強会です。
少人数のこぢんまりとした会でしたので、とても有意義でした。
1000例近い症例をつんだ先生は、規定の量を守れば、成長因子を入れてもトラブルはなかったとのこと。
逆に成長因子のみを注射して、PRP療法と謳っている危ないクリニックもあるとのこと。
私もこの会に行く前に、母にPRPによるしわの治療をしてみて、正直その効果にびっくりしました。
PRP療法は、11月からは、厚労省に認可された施設だけができる再生医療です。
あけ美肌クリニックでも現在申請中です。
治療にあたっては、きちんとプロトコールを守って、患者様にどのような成分をどれだけ入れるのかきちんと説明することが大事だと思われます。
2015.5.29 クラシエ講演会 十味敗毒湯
昨日はクラシエさん主催の漢方のweb講演会を聴いてきました。
演者は、新潟の野本真由美先生。
美容皮膚科医かつ、ばりばり漢方医で有名な先生です。
テーマはニキビの漢方治療で、主に十味敗毒湯の話でした。
十味敗毒湯は、ニキビの漢方でファーストチョイス的に使われます。
実証虚証関係なく、急性期も慢性期に使えるし、湿疹の適応もあるので、私もよく処方します。
特にクラシエさんの十味敗毒湯は、「桜皮」成分が、エストロゲン産生を誘導する作用があり、生理前に悪化するニキビに効果があるといわれています。
講演で大変興味深かった話です。
先生は、ニキビの患者様に十味敗毒湯を1.5倍量(これがミソ)、3週間投与前後で血液検査をしました。
d-ROMsという酸化ストレスを示す指標が下がり、BAPという抗酸化力を示す指標が上がるというデータが得られたというのです。
漢方という何となくの治療を、きっちりデータをとって証明しようという熱意に感動、抗加齢医学と漢方を結びつける発想もすばらしいと思いました。
今週は、ちょっと時間に余裕があったので、ブログ強化週間にしてみましたよ。
2015.5.20 新しいニキビの治療薬 ベピオゲル
4月にマルホさんから発売された新しいニキビ治療薬、ベピオゲル。
成分は海外で広く使われている過酸化ベンゾイルです。
毛穴つまりをとるお薬ですので、コメドとよばれる白ニキビの他に、赤ニキビにも効果があります。
取り去る系の薬ですので、副作用として、乾燥、粉をふく、ひりひりする、赤くなるなどの刺激感があるのは、ディフェリンゲルと同様です。
発売から1ヶ月ちょっと経過して、処方した患者様が再診した頃ですので、使用感についてかきたいと思います。
ディフェリンゲルのひりひり感がつらくて、ドロップアウトした患者様にも何人か処方しましたが、ディフェリンより使いやすいという方が多かったです。
そのため、ディフェリンが使いづらい部位、顎やフェイスライン、首まわりのニキビや、年齢がちょっと上の患者様でも処方しやすいと思いました。
もちろん副反応はゼロではありませんが、上手にコントロールはできます。
ニキビでお悩みの方で、ベピオゲルをまだお試しでない方は、一度受診してみてください。